Friday, September 21
マスターのレコード波瀾万丈日記 vol.2
終わりの無いレコードの戦い。
レコード争奪の螺旋に足を踏み入れたのは17歳。
以後、レコードを買い続け早11年が経ったわけであります。
レコードを買い始めた頃は純粋でありましたので、
単純に良い音楽を掘り下げる為にレコードを買っていたと思うのですが、
最近、気付いた点が出てまいりました。
私、基本的に「音楽好き」ではないのです。
レコードが好きなのです。
なのでCDは買いません。ダウンロードもしません。
MP3プレイヤーも使いません。
ダビングもしません。部屋で基本音楽はかけません。
大好きなレコードにおきましても再発は買いません。
コンピも買いません。
最近に至っては新譜も買いません。
購入しているのは中古盤のみという有様であります。
中古盤におきましても自分が欲しいという欲求よりも、
皆様が欲しがっているレコードを先に見つけて
満足したいだけであります。
手にした瞬間、売りたい衝動にかられるのです。
屈折しております。人ではなくなっています。
レコードの値段において
やれ相場より一万円安く買ったなどの話は興味がありません。
私にとって壱万円の差など誤差であります。
(金持ちではありません。気にしないということであります。)
昔にいらないと判断して売ってしまったり、
あげてしまったレコードを買い直すことも度々あります。
そんな人間ですので7〜8年前に買った
FUNK45のレコード(当時2000円で購入)を調子に乗ってプレゼントしたら、
ブームに乗ってかいざ知らず、
今や5ケタにもなっていたのに先日気付き、
どうやって取り戻そうか試行錯誤中であります。
クリスマスには彼女より高価なレコードを自分にプレゼントします。
友人と一緒にレコードを買いにいって争奪してしまい、
力ずくで奪い、友人を無くしたこともあります。
若い頃は過ちを犯すものです。
そんな日常を当たり前のように生活していたおかげで、
今はスッカリ落ち着き、ブームにも乗らず、
好きなレコードを買うことが出来るようになりました。
あの頃は「レコード暴走族」だったのです。
今は「レコード地獄組」に席を入れております。
若い頃の経験が功をそうしてか、
人のレコードを羨むことも無くなりましたし、
放出に並ぶことも無くなりました。
時間と金と労力さえ惜しまなければ
大抵のレコードを購入出来ることを知ったのです。
ですが、良い曲を他の誰かがかけていればチェックして、
とりあえず買ってしまう癖だけは抜けません。
欲しくなくても買ってしまう癖。
「とりあえず買っておこう。」という義務にも似た感覚。
私は足を洗ったはずの「レコード覚醒剤」の呪縛から
今だに逃れることが出来ていないようです。
ここは天国か?はたまた地獄なのか?
太平洋は青く美しいのだろうか?
I HOPE。私の希望だ。
誰か助けてください。
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