Saturday, September 29

マスターのレコード波瀾万丈日記 vol.9



KWARTET FRITS KAATEE HONKY TONK POPCORN



















今回はこれ。
「BILL DOGGET/HONKY TONK POPCORN」

当時、まだタバコもやれない、
酒も飲めない19歳未成年レコード店アルバイターであった頃。
まだ、レコードの知識もノミの心臓以下であった私は
同じレコード店にて働く先輩方に
毎日のように良質な音楽を教わってはメモをとり、
休日には教わったリストを手に、
レコード屋を徘徊しておりました。

若い頃は自分が何が好きなのかが分からないため
ガムシャラにあらゆるジャンルを聞き、
耳を鍛えたわけでありますが、
ある程度の期間を過ぎますと、
自分の好みが分かってまいりました。

19歳、当時の自分が求めたもの。
それはFUNKでございました。
当然、今のようなコアなドーナツ盤をDIGするようなものではなく、
ネタに使われた定番物が主な購入品となったわけであります。

やはりFUNKとなりますとJBとなるのが世の常。
そこからのスタートになるわけで、
そこから掘り下げていったわけであります。

そうこうしてJBファミリーのソロなどを買っていましたら、
今回のレコードにブチ当たったわけであります。
レコード店の先輩が既に所有していたため、
内容の良さ、ジャケットの良さから随分と欲しかったわけですが、
あまり見かけることが出来ない一枚で諦めていたところに、
今は亡きULTRA RECORDSに壁掛けてあるのを発見したのであります。

28000JPY
タケー。

当時、時給730円のレコード店アルバイターには
あまりにも高いハードル。
しかも、その頃から俗に言うお洒落系などにも手を出し始めておりまして、
FACE RECORDSで念願のPEDDLERSを8000円で見つけたばかりでありました。
(今、考えればスゴい値段。当時は普通。)

どちらにすべきか?
悩んだ挙げ句、
先輩の判断に委ねることにいたしました。

すると
「マスターの最近の反応をみると、PEDDLERSなんじゃない?値段も範囲内だし」とのお言葉。

PEDLLER
















納得。
先輩の言葉にあやかりPEDDLERS購入。

帰路につこうと思った瞬間。悪魔が囁く。

「どっちも買えよ。」

銀行へ。
ULTRAへ。
そして、レコード地獄へ。

この旅は未だに続いておるわけです。

失敬。

No comments: